当宿の料理人たちは
お客様にお出しする食材は
自らの手で調達します。
海に出ては仕掛けた
網で魚を捕らえ、
地元の契約農家にて
野菜を収穫します。
割烹料理のプロでありながら、
割烹料理オンリーの
食卓にしないのが美鈴の
割烹の宿たるところです。
地元で獲れる食材にこだわり
料理を哲学します。
熱いものは熱いうちに
いただいてもうらため、
一品ずつ運ばれる料理。
すべての料理が食卓に
運ばれるのに約二時間。
普段の喧騒を忘れ、
その味を楽しんで下さい。
また、料理の飾り付けに
使う南天の葉や松葉なども
出来合いのものを
使用していません。
そのこだわりも、女将の協力
あってのものなのです。
山は海の恋人、海の恵みは山のお陰。
父の意志を継ぎ、毎年植林を行っています。
宮川源流の宮川大杉谷の山林に、広葉樹を植える活動をしていた父・中野幸雄が、志半ばで交通事故により亡くなり、
その父の遺志を受け継いで、香典の一部を植林事業に寄付しました。
宮川の水は熊野灘に流れ込んでいます。海の恵みは山のお蔭、海の環境を守るため、森林を育てたいという漁民の願いは必死です。
そのため、私たちはいろいろな仲間を集めて毎年植林を行っています。